頻尿 原因

スポンサードリンク

頻尿の原因

頻尿とは排尿の回数の多いことであり、多尿とは意味が少し異なります。つまり、排尿回数が増えることで、一度行ってもすぐにまた尿意をもよおす状態をさしています。もちろん尿量が多くなる多尿の場合には尿の回数も多くなるので頻尿になることが多くあります(頻尿と多尿が同時に起こっている)。したがって、頻尿には大きく分けて尿量が増加する異常(多尿)と尿量は増加しないけれども尿意が頻繁に起こる異常との2つのタイプがあります。

尿をつくる人間の腎臓は非常に精密にできており、水を飲む量によって尿の量も変化させ、体の中の水の量を一定にしています。したがって、水を大量に飲めば尿の量も増えます。通常、1日の尿量は1,000〜2,000mlであり、昼間に小便をする回数は7回程度です。普通は就寝後の小便は行かなくてもすむように腎臓で調節されています。しかし、前に述べたように多量の水を飲めば、尿の回数も増えるし、老人になれば腎臓の尿を濃くする力が弱まるので、夜間に1〜2回小便に行くことも異常と考える必要はありません。

頻尿の原因として、以下のものがあげられます。

・夜寝ている間に2回以上小便に起きるようであれば、これは夜間頻尿といって、前立腺肥大症などが原因による頻尿の可能性があります。

・尿意は神経系によって起こされるので、脳の疾患(中枢性疾患、例えば脳梗塞・脳出血・脳腫瘍など)でも頻尿になります。

・精神疾患による頻尿。

・下部尿路(尿管・膀胱・前立腺・尿道)の刺激によって尿意をもよおすことがあります。刺激のおもなものには炎症・結石・腫瘍・異物が考えられます。

頻尿薬の特徴と副作用

手軽に購入することが可能である頻尿。しかし、原因にあわせた使用が必要なこと、副作用があることを忘れてはいけません。以下に代表的な薬とその特徴副作用などについて記します。

抗コリン薬

副交感神経を抑え、膀胱の勝手な収縮をおさえます。また、膀胱の筋肉がゆるみ容量が大きくなるので、尿が多く溜められるようになります。主に過活動膀胱にみられる尿意切迫感や頻尿、尿失禁などの治療に用います。

副作用に多いのは、口の乾きです。尿が出にくくなったり、便秘を起こすこともあります。症状がひどいときは早めに医師に相談してください。他に、目のかすみ、目眩、眠気、頭痛などもみられます。車の運転など危険な作業には注意しましょう。緑内障の人や腸に閉塞のある人、前立腺肥大症、重い心臓病の人など、この薬が使用できないケースもあります。

膀胱平滑筋弛緩薬

膀胱の筋肉をゆるめ容量を大きくし、尿の回数を少なくする薬です。頻尿や残尿感、尿失禁の治療に用います。抗コリン薬に比べ作用がおだやかで、副作用も少なくなります。ただやはり、前立腺肥大症や、腸管に閉塞性の病気があると、その症状を悪化させる恐れがあり、使用できないケースがあります。

β刺激薬

腹圧性の尿失禁に用いることがあります。膀胱の収縮をおさえる作用と、尿道の筋肉をしめる作用があります。副作用として、手の震え、動悸などがあります。

三環系抗うつ薬

うつ病の薬ですが、夜尿症や尿失禁の治療に用いることがあります。膀胱の運動をおさえたり、尿道を閉める作用があります。心理的な要因をやわらげる効果も期待できます。副作用には、口の渇き、立ちくらみ、便秘などがあります。

スポンサードリンク